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今夜の番組チェック

首都圏支部7月ミニシンポジウム開催録
2005年9月2日アップ分
ミニシンポジウムが7月30日に東京・新宿で行われました。
参加者は30人近くが訪れ、大変に盛況な催しとなりました。

それぞれ、発表ごとのテーマが専門的かつ、今後のテーマとして十分に意味のある内容となったと好評でした。

今後も、首都圏支部では色々なイベントを行っていく方針です。

また、シックハウス、シックスクール対策の啓蒙普及を目指す「情報CD」の作成も順調に進み、次の定例会では会員の皆さんにその内容をお見せできる、と委員長である畠山事務局長、須田副支部長はじめスタッフも張り切っているようです・・・・



さて、だいぶ更新が遅れてしまいましたが、以下に当日の模様と内容について、掲載いたします。







開会の言葉
シックハウスを考える会首都圏支部・副支部長・須田修二氏


(中央が須田副支部長です。※長須田さんごめんなさい、最初の挨拶の写真はピンボケでした・・)
今日は有意義な会になると思います。最後までごゆっくりお付き合い下さい。


「実大実験棟を使った安全建材の効果について」
シックハウスを考える会首都圏支部・白瀬哲夫氏



 実験住宅の仕様は、外張り工法で延床面積:72.9m2(1階)+70.4m2(2階)=143.3uの物件。
素性のわかっている材料での気中濃度分析を行い、建材・資材データベースに登録されている材料を実施工しての調査であった。建材は、「Aランク仕上げ」の組み合わせと、「特Aランク仕上げ」の組み合わせをそれぞれ別室で施工、換気回数0回/hと0.5回/hでのそれぞれの気中濃度比較を行った。
 その結果、ホルムアルデヒドの気中濃度は、「DBの厳しい評価基準に適合した材料ではホルムアルデヒドの気中濃度は低い」、そしてVOC系の気中濃度は、「放散レベルの差がある建材ではやはり気中濃度に差が出る」、さらに換気の効果として、「適正かつ確実なる換気は気中濃度低減に効果がある」ことがわかった。



「健康に配慮した賃貸住宅実現への試み」
シックハウスを考える会首都圏支部顧問・板越久子氏



昨年の首都圏支部のシックハウス相談件数は26件+αであった。また都内の持家比率し平成15年で43.7%だった。「安心して住める賃貸住宅を探すのは実際には至難の業である」として、取り組んだのが安心して住める賃貸アパート仕様であった。
 賃貸物件探しのアドバイスとして、リフォーム前、リフォーム後それぞれの場合の対応についての解説を行った。

 アパートのリフォームとして毎回必ず実施されるものとして、ルームクリーニング、たたみ表替え、壁紙張替え・塗り替えである。このときは、染料、抗菌剤、防虫剤などに注意。また五年に一回のペースでは床クッションフロアーの張替え。このとき可塑剤・接着剤、木部塗装の差異の有機溶剤の使用には気をつける必要があると指摘した。

また、健康に配慮した住宅とは、
真夏でも指針値を越えない。
ホルムは35℃50%で指針値以下。
指針値が設定されているvocは指針値の1/5〜1/10以下。
Tvocは暫定目標値400以下。
などを指摘した。
 
 また、アパートで使用された建材の詳細な説明もあった。また、選定した建材については居住者との立会いの下、確認をしっかりと行って施工した。
施工後測定では、tvocが指針値を大幅に下回った。評価としては、ホルム濃度は洋室が34%、和室が62%低減。換算すると真夏でも指針値100を下回ることがわかった。Vocは1/10以下。Tvocは400以下ということが分かった。

まとめとして、基準法改正前の賃貸しホルム体策が重要であることがわかった。Voc、TVOC濃度は低いことが分かった。

さらに、今年6月から夏の検証に入っている。
ホルムの傾向としては、柳沢センサーで調べたところ、ゆかよりも壁からの放散が多いことがわかった。七年前の物件だったが、下地の接着剤や壁紙そのものよりも、剥がされた壁紙の裏が一番放散があることがわかった。現在、これらの物件のリフォーム後の測定・分析中である。


「都内保育園のシックハウス対策リフォームへの挑戦」
シックハウスを考える会首都圏支部支部長・加賀妻憲彦氏


 安全な保育園を作る初めての挑戦について、その経過について講演。
「シックハウスを考える会活動行動規範は専門家の共同作業で」「事例報告から学ぶ活動を成功させるための極秘な秘訣」「画像でつづる強者どもの汗の軌跡とtvoc」という3題で行われた。設計から建材の選択、施工、完成・引渡しに至るさまざまな苦労や教訓などについて示唆に富む話があった。また、その他シックスクール事件とそれに対するNPOによる調査協力事業、フレックによる発生源追求作業などの経過についても触れられた。


「建材のランク付けに向けて―建材データベース」
シックハウスを考える会・データベース委員長・近藤之彦氏


 まず、関係省庁によるシックハウス対策動向について触れた。また、壁紙材料からのtvoc放散速度、チャンバー実験などのデータについての解説を行った。引き続き、シックハウス対策DBの展開と展望について話をした。
「なぜDBが拡大しないのか」という点から始まって、ユーザーの利便性向上のたる、信頼性向上を前提に、製品選択の拡大と登録製品の販売促進効果の向上策などについて提案した。
 建材DBリニューアルのコンセプトとして、「シックハウス対策支援のための広範な情報提供、シックハウス対策、voc低減建材の普及促進支援、ユーザーによる情報の選択性の三つを軸として、「シックハウス対策・住環境医学のポータルサイト化」を目指すとした。さらに、シックハウス問題・対策の情報ストックとデータベース化を構築するという提案を行った。
 データベースでは、新らしい形のMSDSの形式を検討する。放散速度評価の基準と形式についても、独自の形式(例えばAAA評価形式など)をつくるという方向性を示した。


畠山事務局長あいさつ(事務局)
 
 一人あたり30分という短い時間で、もっと聞きたい部分もあったかと思うが、今後もこういう勉強会を継続していきたいと思います。


閉会挨拶 首都圏支部・副支部長 森正敏氏

このセミナーをきっかけとして、シックハウスに関する情報を広く皆さんが広めていって欲しいです。



おまけ

シンポジウム終了後は、反省会です。

首都圏支部の定例会は、本会よりもむしろ、この反省会の方が「本番」だったりします!

シンポジウム終了後は“恒例”の反省会。
この日は長野支部から蓑島医師も参加。

首都圏支部では「助さん・格さん」と呼ばれる白瀬・近藤両氏と共に、建材データベースについての話し合いが遅くまで行われたようです。

白瀬さんの「本業」は舞台俳優であるということも、蛇足ながらここで付け加えておきます♪
近藤さんちには、ウサギさんが3匹、子犬が1匹いる動物王国であることは、以外と知られていません・・・
「江戸っ子」の森さん(右)は会場確保や機材設営、受付管理などをしっかり裏方をやってくれて、皆から頼りにされています。
いつも感謝していま
す。



執行部の一覧ショット。
終了後、皆の表情もやや安堵感に包まれていたような・・・

右端の女性は前支部長(代行)の板越女史。
ミャーちゃん(猫)を飼っているそうです。


首都圏支部では、今後も安全で健康な住環境の実現を求めて、真面目に一生懸命がんばって行こうと思います。皆さんのご参加、ご協力をどんどん頂ければ幸いです。






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